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2009/07/07 18:31 【放映時期別アニメまとめ
その前に2009年春期まとめ 

個別の評価はこっちで↓
作品評価データベースへ

・完走組


・リストランテ・パラディーゾ(新:David Production)




・咲~Saki~(GONZO) ・東のエデン(Production I.G) 
・ハヤテのごとく!!(J.C.STAFF) ・シャングリ・ラ(GONZO) 
・けいおん!(京都アニメーション) ・蒼天航路(マッドハウス)
・クロスゲーム(シナジーSP)

△~×
・鋼鉄のレギオス(ゼクシズ) ・バスカッシュ!(サテライト)
・戦国BASARA(Production I.G) ・しゅごキャラ!どきっ!(サテライト)
・ヘタリア~Axis Powers~(DEEN) ・宇宙をかける少女(サンライズ) 
・クイーンズブレイド(アームス)

※亡念のザムドは前に観たので再視聴はしていません。

14本か。観始めの頃は豊作だと思っていたが、途中で一気に調子を崩す作品が多くて悲しかったな。SF作品はシャングリ・ラ以外は全部そうだった(東のエデン含む)。作画とかは全般的にクオリティが高いクールだったかな。それからサテライトは一体どうなってるんだ?バスカッシュ!がキスダムに似てるのは主人公のビジュアルだけにして欲しかった、監督、脚本、構成が全員居ないと言われても驚かないような内容になってしまっている。

・切り(一話切り以外)
Zマジンガー(13話)、初恋限定(4話)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こっからが本題

・CANNAN(P.A. Works)



今期では飛び抜けて良さそう。一話だけなら今年の首位も狙えそうな感じかな。パッと見ファントムっぽいので今やっている真下ファントムと比べると涙を誘う位出来に開きがある。P.A処女作の「true tears」でその作画クオリティの高さは魅せているし、内容も今回は原作が強そうなので期待は十分出来るかな。

・懺・さよなら絶望先生(SHAFT)

相変わらず、ていうか俺これ観た時普通にOADかと思ったんだけど新しいのが始まったのね。

・プリンセスラバー(新:GoHands←サテライト大阪スタジオから独立)

作画動画は鬼のような力の入れようではある、でも何か戦ってるよ・・・おしっこのおの字も無い・・・というのは冗談としてもかなり原作とは毛並みが違う。

何で戦ってんの、原作の雰囲気は微塵も無いといっても過言では無い筈。
キャラデザは思っていたよりは良かったけれどやっぱり全然合ってないし、ウリモノとして考えるなら原作に近づける努力なりをするべきだとは思うんだけどなぁ・・・つーか恋姫無双の時も思ったんだけどこういうのにお金使う奴はビジュアルなんて大して気にしねぇよみたいな業界側の姿勢みたいなものがあるのだろうかね。

あと女性声優が全部違うのはファックと言わざるを得ない。

・ハルヒ二期(京都アニメーション)

そもそも一期からしてそんなに好きじゃなかったんだけど、これもう切っていいかな?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以上。化物語(SHAFT)、充電ちゃん(スタジオ雲雀)、かなめも(feel.)は一話全部観ないままにそれぞれついていけないなと感じたので切り。うみものがたり(ゼクシズ)はまさかの魔法少女モノで無駄に作画動画も良いけど面白くなりそうもないので二話で切り。他はもう多分観ない。

以下未放送作品

・宙のまにまに(スタジオコメット) …良さそう

・狼と香辛料II(ブレインズ・ベース) …0話観る限りでも新スタッフ陣を観ても特に作画に関して滅茶苦茶不安。

・東京マグニチュード8.0(ボンズ)…かなり良さそう

・現代魔法(ノーマッド)…一話はとりあえず観てみるけど、位。

ここまで書いてあれ?マッドハウスは?って思ったんだけどニードレスとかいうアニメがそうなのか、とりあえず一話観てみようかな。

大体新規が7本位?咲とシャングリ・ラとバスカとハヤテ!!と蒼天、クロスゲームと守護土器が継続だから14本か、半分が継続ってどーなんじゃろ・・・でも今期は絶対数が少ないのでしょうがないのかなー。

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2009/07/07 01:57 【映画感想



とりあえず

・エウレカは可愛い
・まさかのニルヴァーシュ(ジ・エンド)萌えアニメ
 

が見所かな。かなり設定も本筋も変わっていて、梃入れすべきじゃなかっただろうという点も多々。ご新規さんが観ても観られるタイプではあると思うが、楽しめるかどうかは微妙な所、という感想。長くてもダメ、短くてもダメなのが本作の特徴になっちゃってるなぁ。
 
 
・妖精ニルバーシュ

かわいい、子供の頃の花のエピソードとかも言いと思うけれど、もうちょっとラストに戻ってきたとかいうだけじゃなくて花の話とかもしようぜとは思った。夢だとか器官、イマージュ及びエウレカのメタファーとしてのあの花があるーみたいな様にも見えるけどさ、それだけで終わらせてしまうのでは弱いと思う。

 
・月光号クルーの設定の大幅改変

物凄いとんでも設定が付加されていたけれど本作においては問題にすべき点では無いかな、この設定が無いと話進まないし。ただネバーランド云々だとか、ニルヴァーシュが完全覚醒 した後にホランドさんがキれてどこから出したきたのか物凄いゴツイ武装をして出てきたのはこれ殺しちゃ駄目っぽいのに何やってんのとは思った。
 
 
・無駄な戦闘シーン~敵とか陣営の話

ニルヴァーシュがファンネル使ってホランドさんと戦う所は見所になっていて、そこはまぁいいとする。

ただそれ以外の割と多めの戦闘シーンの必要性は余り感じなかった。喋らないイマージュだとか、無人機なのか有人機なのかの判断もつかない位喋らない(第何中隊が消えて~みたいな話の時の兵士位しか出てなかったよな?)敵ばかりで、要は異常に強い主人公機が無双するシーンを観ていても余り面白くないという話。今回ジ・エンド/アネモネという本編でのライバルキャラも敵として出てこないし、デューイとかアゲハ構想の子供達も居なくて単純に「敵」の存在が滅茶苦茶希薄なんだよね。物語に必ずしも敵が必要であるとは言わないが、戦闘をウリにするならもうちょっと魅せるシーンがあってもよかったんじゃないの?とは思う。

大体月光号メンバー、エウレカレントン、イマージュたち、賢者たちだとか軍隊と陣営を多く出す割には話の回収は半分位しか出来ていなかったと思う。イマージュはエウレカのエピソードを通じて、月光号メンバーはメインテーマになっているから消化は出来ているけれど、他の陣営は神の鉄槌とかやっている時にあいつら居たんだね状態。尺を取る割には大して深い話をしないし、寧ろ設定面の説明をするだけの存在価値しかなかった感じ。ぶっちゃけ居なくてもニルヴァーシュがどうにかするみたいな感じになるんだしなぁ。本編では月光号を追いかけてくるあの軍人の人とかも後半フェードアウトするし、指揮を執っているおっさんはあれ誰だよって思わなかった人は少なくない筈。本編でも出張っていた賢者の一人のおばさんは本作の根幹には関わっていた感じはあるけれど、基本的に月光号メンバー(エウレカレントン含む)以外の描写は本当にサブで終わってしまっているというか、回収がおろそかになるのなら別にその話出さなくても良かったねの法則に収束している気がする。

あとはキャラによる説明が多くなるのは(無いなら無いで意味不明になっちゃうだろうし)しょうがないとは思うけど、あくまでも表現が出来なかった時の最終手段として使うべきだっただろう。今回アネモネなんかは説明させる為だけにいたようなものだったし。
 
 
・特に終盤の無理のある展開について

タルホの子供の話はそれは先に言っておかなきゃダメだろ・・・夢の実現だとかホランドの命がかかってたりするのに何やってんのこいつら。エウレカが本当は・・・の件とかもそうだけどさ、話を無駄に後ろに回して視聴者的にはそんなこともう分かっていて、今更その話に戻るの?みたいなような展開が終盤は多かったように思える。

それからあの怪我とかそういう物理的な要素で話を動かすのはどうなの・・・あれやっちゃうと本筋が干渉出来ない強制的な流れになっちゃうし、レントン自身が最後の最後で失神してて、本人が何もしないで決着が着いちゃうってのは妙というか気が抜けてしまう。
 
 
・最後に色々

恒例の子供を育てる系の話のカットは妥当、本編ではエウレカの成長の意味合いを持っていたが、私は観ていても面白くないし尺の長さと内容(イライラするシーン多いから我慢だよね)に対して和解してからのリターン(感動とか?)が少なすぎて苦手だし、出来れば入れないで貰いたいネタだし。

エウレカが幼馴染キャラで人間性が無い設定が消滅してるのは人によっては(趣味的に)賛否両論かもしれないが、これはこれで有りかと。尺も無いんだしそんなこと一々やってられないでしょう。

サクヤと坊主をカットしてその設定をアネモネとドミニクにシフトしたり(ドーハの悲劇の生き残り云々の話でタルホとホランドにもちょっとあるかな)設定面の大幅な改変は悪いとは言わないが、その変えた設定の中で本当に重要なテーマだけに力を入れるべきだったと思う。

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2009/07/06 00:59 【映画感想
gagaga.jpg

「正直観すぎたにゃ~」 (余談:真希波=マリ=イラストリアスさんは髪型をちょっと弄ればっぽいのは作れるような気がする)


3日連続とか週に5回観たとか考えられないが、2回は観てもいい作品だとは思う、多くても3回、それ以降は正直私も便乗で観に行っただけなので、ね!



・富士山

新サハクィエル(落下使徒)が死んで本体部分の所の下が富士山だということに気づいた、あの大量の赤い水が富士山の上を流れ落ちる、白と赤のコントラストが確認出来た。


・時間割

後ろの黒板の時間割は少なくとも単元は変わってないのかな?

1時間目 学活
2時間目 美術
3時間目 選択 各自努力せよ?
4時間目 社会
5時間目 国語
6時間目 Bpart 1020cut追加打ち合わせ

みたいな感じになっている様に見えた、6時間目はこのままだとよく分からんので違うと思うけれど視力が悪い私にはこれが精一杯。「シンジくんのお弁当の日」、「レイが休む日」、「参号機起動の日」にしか一部でも見えることはなく、一遍に全部が見えている時は無いような気がする。


・アスカが参号機を引き受けた話

前回本来ならレイが、と書いたが、これはシンジくんでもレイでもいずれも参号機に乗る可能性は有り、パーティーに出席する必要のある二人が選ばれることのないようにという方が正確ですかね。


・IPEAは寒い?

弐号機封印時にアスカは半袖の制服で、封印を解いた所でマリが寒がっていることから
絶対零度とかで冷凍している状態+αみたいな感じがあの封印状態で、封印する時はまだ寒くない、封印解くと冷気も漏れて寒いというように見るのが無難か。

拘束具をつけた状態ではあるが、加持さんの台詞等から察するにこれは第三使徒を封印したシステムと大体同じと考えてもいいのかなぁ。

関連日記:

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 初回鑑賞後

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 2回目鑑賞後

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 3回目鑑賞後

・(※ネタバレ注意)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 4回目鑑賞後

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2009/07/04 22:03 【映画感想
・参号機の暴走について

これは今更な話かもしれないが、「北米支部が喜んで」といった表現やゼーレにも勧められていることから、それら(または何れか)が所有する死海文書の外典にこの話が載っており、四号機の事故とは事情が違って故意に仕組まれていた案件であることが考えられる。四号機の爆発事故に関しても上記の外典には乗っており、それ故に日本支部は事故か否かの判別がつかないでいるということも付随して考えられるか。

そもそも計画には支障は無い、だとか初号機の発動だとか、往々にしてシナリオに沿わずとも結果がよければ良いみたいな雰囲気があるのは昔からだし、そんなに突っ込んで考えても泣きを見るだけかもしれないけどね。
 

・バックアップ

弐号機封印時にリツコが常にバックアップ、代わりは存在するという話をしている。

参号機のテストパイロットの件で、どのエヴァとのシンクロが出来そうなレイに白羽の矢が立つであろうことは、ネルフスタッフにも観客にも納得出来る筈の話。食事会の件でアスカがそれを率先して引き受けるというのがアスカとレイのやり取りの内容だと思われるのをまず前提とする。これは結果的にレイのバックアップとしてアスカが機能したという形となっている。問題なのはシンジのバックアップがダミーシステムで、ゲンドウはダミーシステムのバックアップは不要だと話しており、ダミーシステムの成功を受けてゲンドウがその力を過信して突っ走ってしまったという解釈で正しいかな。(これも結果的にはダミーシステムのバックアップがシンジくんだという話にもなるが、それは何かもう堂々巡りなので棚上げで)
 
それで、死海文書のシナリオ通りってのは結構漠然としたもので、そこに至るまでの手段に完璧性が求められていないことは新サハクィエル(落下使徒)の時の応対からも分かる。計算だと90パーセント強でしくじるだとか、規格外の能力が、みたいな話が頻発するしね。
ゲンドウのこれは自己実現(彼の望みをかなえる為の、かな)の甘さが見え、外典を所有していないだとか、こういった完全なシナリオの無い不完全さ、思惑の錯綜こそが本作の重要なテーマとして据えられている、ような気もする。

 
・LR

2回目、3回目にも書いたリツコのいる部屋(監視されている奴ね)の壁の表記の件。
R側のR-84の次がR-85ではなくL-85となっていた。それ以外は全部上から順番通りで表記にずれは無いのになぁ。このブロック毎にLR、或いは左右に番号といった表記は基地内の各所で見られ、ダミーシステムを導入しようとしているシーンでは初号機から見て左側が左+数字、右側が右+数字になっていたように見えた。


・蛇口

あれって加持さんの農場に水を撒くための蛇口だと3回目でやっと気づいた。植物を育てるために、いうなれば生命を育むための命の水を与えるもの=蛇口=虹蛇云々の話は繋がってそうかなと真面目に考えるようになった。


・カヲル君のお父さん発言について

これはゲンドウ達ではなく観客に対して、或いは何れにも向けられているのではないだろうか。


関連日記
・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 初回鑑賞後

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 2回目鑑賞後

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 3回目鑑賞後

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 5回目鑑賞後

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2009/07/03 17:22 【映画感想
三回目行ってきました。

えーリツコの電話相手はマヤでした、そうよね、普通に考えればそうだし、話の内容もちゃんと聞いたら参号機の起動実験で松代に向かう件を話してました。マリは日本ネルフ側とは今の所加持さんとしかつながりが見えないという結論ね。
 
 
・4号機の爆発事故で無くなったのはどの基地か。

無印の設定から考えてるとネバダ州にあると言われるアメリカ第二支部で、参号機が作られていた(前設定によると)アメリカ第一支部のどちらかがゴルゴダベースなのだろう、ていうかBase うんたらかんたらって一応表記されているシーンはあるので回収しようと思えばきっと回収出来る。とりあえずアメリカ北米支部の何れかの基地が無くなって、残っている方にダミーシステムと参号機があって、それがネルフ日本支部に行ったという話は間違いないだろう。
 
 
・プラグ深度とシンクロ率
 
今まで一度も触れませんでしたが、前はシンクロ率が400パーセントとかで人の状態を保てなくなったとかいう感じになっていましたが、今回はLCL濃度とは別にプラグ深度という指標によってシンクロ率の変化、人の域を超えるか否かみたいな設定がなされています。バルディエル汚染時にやばかったり、ビーストモード時はマイナスになったとマヤが言っていたので深度の値(マイナス表記)が低いほど人から離れるという具合なのだろう。
 
 
・バルディエルからゼルエルへ

バルディエルはヱヴァを侵食してパターンを青(使途)に、その経験を生かしてか、ゼルエルは綾波と零号機を侵食せずに捕食することによってパターンを青から零号機の識別へ(白とか黄色だっけ)置き換わるというのは、少しでもリリスに近づくための使徒の共通意識の成長云々みたいな感じなのだろうか。
 
 
・小物の話

歩道橋の注意書きは「架空電線注意」でした、それからミサトとリツコが車に乗っているシーンで道路に~~電源注意みたいなことも書いてあって、あれはヱヴァの電源プラグ関連のモノがあの辺にありますよーってことなのかな。
前回マギっぽいやつのリツコから見て右側R左側Lの話をしましたが、右側RRRRと続いて一番下がLになっているところが一箇所・・・反対側はそんなことなかったので誤植か何かなのか、意味があるのかどうかちょっと判断出来ない。

黒板ネタ、前回までは萩原朔太郎とか幾つかは拾えていたがちゃんと書いてないと忘れる、6時間目1020cut追加何たら、4時間目選択各自努力せよ!とか、日によって毎時間書いてあることが違うのでこればっかりはDVDやらBlue-Rayで観ないと回収は無理かなぁ。
 
 
・虹と蛇

まとめサイトは存在しか知らないし他の人の考察も殆ど読まないのですが、これに着目しているという説もあるそうなのでちょっと見ていたところ、バルディエルを倒した後に出る「虹」に対して弐号機がシンジ君を伴って外に出るシーンで最初に焼け焦げている物は「蛇口」!つまり「蛇」!・・・・そんだけです、ネタです。


・マリの「寒い」発言とくしゃみ
 
・・・なんで寒いんだ?単純にIPEAだかIPAE(弐号機が封印されている場所)の温度が低いからとかいう理由だけじゃなさそう。
 
 
・旧作との比較

屋上にマリが降ってくるシーンはトウジに殴られて青空を見上げているシーンからの変化
弐号機と外に出る際にシンジ君の手に血がついている所はアスカを~~~にしてナニしたやつで、その後のマリの台詞「行っちゃったか」は「イッちゃったか」にかけてるんですねきっと、みたいなことは意識できるよね。
 
 
・結構ぶっ飛んだ考察 
 
浄水施設から少なくとも旧水上生物の生態系の崩壊は確実で、加持君とミサトさんが行った居酒屋のメニュー、刺身や海ぶどうなどの海産物はもし本物だとしたら実はあそこは私たちとの感覚とは違って超高級店とかなのではないだろうか。どちらもお金には困らなそうな職業であるしね、関連してアスカの持っていたワンダースワン。あれもセカンド・インパクト前の遺物な訳で、実は手に入れるのは超困難だけど式波さんは超エリートだからソレぐらい手に入っちゃうよ、みたいなそういう話があるのかもしれない、いや多分きっとないけど、そういう考えも出来ますという話。


今週三回目な訳ですが、マリは観れば観るほど良く観えます、あと何回かは観に行くかもしれませんが、考察はこの辺で一先ずそれなりには纏まったかな。


・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 初回鑑賞後

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 2回目鑑賞後

・(※ネタバレ注意)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 4回目鑑賞後

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 5回目鑑賞後

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2009/07/02 00:37 【映画感想
その前に一言。

私は完結作品には然程期待はしていない、この「破」さえあればひとまず個人的には満足で、ヱヴァ三部作を一まとめにして見ているということはしておらず、それぞれ独立した作品として評価している。


さて、一回目で漏らした所(設定面の取りこぼしなど)も新たに発見した所も少なくなかった。別の解釈も出来るようになったしね。

2回目を観た単純な感想としては一回目を観た時よりも時間が早く感じられた、予めどこが盛り上がりどころでどこまでで終わりかを承知しているのでこれはヱヴァに限らず感じることである。その上で本作は非常に魅せ場が多く、飽きさせない作りになっていることを再認識した、本当にこれは何度観てもいい。
 
 
・加持君の持って帰ってきたアタッシュケース

「線で作られた人型を模した鍵のような代物」が「ネブカドネザルの鍵」

前回では居酒屋でのミサトさんとの会話から、加持君が北極基地から「ネブカドネザルの鍵」=「ダミーシステム」を持ち帰ったという具合に解釈していたが、加持君は「ゴルゴダベース」から「ダミーシステム」を持ち帰ったと言っていた。

北極基地は「ベタニアベース」であるから、この推察は間違いだったと言えるだろう。つまり完璧に別物。「ベタニアベース」ってのは北米基地のことなのだろうか。

キリスト教において「ゴルゴダ」はキリストが磔刑に処された場所で謂わば「死」のイメージを持った場所。
対して「ベタニア」はキリストがラザロを復活させる奇跡を起こした場所で謂わば「生」のイメージでこの二つの地域は背反する場所として取り扱っているのではないだろうか。つまり「ダミーシステム」とは逆の効用を持った代物が「ネブカドネザルの鍵」なのではないかと。

そう考えると無印や漫画版でのアダムのイメージとはビジュアル以外は乖離させる意味はないんだよね。

因みに「ネブカドネザル」は古代メソポタミアの4人の王の名前で、4という数字はセカンド=インパクトの時の巨人だとか、次回予告に居た他の4人のチルドレンが連想される。
関連して「マルドゥック」は古代バビロニアで信仰されていた神の名前、これは各ネルフやゼーレがそれぞれ別の「神」のイメージを持っているからこういうネーミングにしているのではとも考えられる。
 
 
・匂いについて
屋上でのシーンでマリは「L.C.Lの 香 り がする」と言っている、前回も挙げたように一連の匂いシリーズの一つとしての解釈は間違っていないとは思うが、これだけ表現が少し違ったということをピックアップしておく。
 
 
・第三使徒が何故封印から出たのか

ゲンドウたちのネルフのシナリオというか、彼らの計画に沿わせる為に必要で、加持君がその実行或いは手助けをしたのは間違いないと思う。5号機以降の製作はゲンドウたちの持つ「死海文書」外典か何かの物だという表現もあることから、要は計画外の案件なので潰す必要性があったということなのだろう。

それから北極基地での「辺獄エリア」についてであるが、これはアケロン内部を分類した中の一つを「辺獄」と名付けたか、或いは

(仮)地獄→アケロン→辺獄→地上 みたいな構造なのだろう。


・マリとリツコの関係

前回も挙げたがリツコが電話で話している相手はマリだと思う。そう聞こえるような名前もきちんと呼ぶが「マイ」とも聞こえるので断定は出来ないが、ほぼ間違いないのではと思っている。

ただ、マリが弐号機を動かす際にリツコは特にアクションをとっておらず、マリのあの行動は何らかのバックがおり(おそらくユーロ・ロシアネルフだと思うが)、それが入国の手筈を整えたり、新型のプラグスーツ、弐号機の使った「小剣付き銃器」を支給したのだろう。
マリがプラグスーツを着るのと同時にカヲル君もプラグスーツを着込む描写から、カヲル君の方はおそらくゼーレがバックについているのであろうと対比的に予測できるし、もしくはどちらも同じバックの組織(死海文書の外典に遵守している何れかの機関)がついているという考え方も出来る。

屋上で電話していた相手も加持君では無いかな、マリは初期思考言語を「日本語」にしており、加持君との最初の会話でも日本語を話しているというのに、わざわざ加持君と英語で話すというのは少々不自然に思える。(加持君が英語を話せるのは間違いないので絶対ではないが)加持君の「子供を大人の・・・」とマリの「大人を私の・・・」とのように目指すところも対比的でそれぞれ別の思惑のバックとなる組織がいて動いているというように解釈するのが無難であると思う。

組織数に関しては各国ヱヴァ3機まで、という「バチカン条約」から恐らく多くとも4,5つなのかな。日本ネルフ、北米ネルフ、ユーロネルフ、ロシアネルフ(ユーロとロシアは一緒かも)、ゼーレはヱヴァの制限数に関係なく独立して存在することも考えられる。


・終盤の神となりそうだった初号機について

一回目はリツコの台詞の意味の全てまでは拾えなかったが、二回目では「純粋にエネルギーの凝縮体、願いを叶えるためのみに存在する人を超えた神の様な存在」といった内容を言っていたように拾えた。これは旧劇場版の一番最後のシンジくんたちがこれから世界を創造云々という状態とほぼイコールの話なのだろうと思う。

 
・セフィロトの樹について

本作ではプラント、浄水施設、水族館みたいなあの施設の形状が上から俯瞰するとセフィロトの樹になっている以外には出てきていない筈。これにしたってパンフレットにも書いてあるから気づいたような物で、予めしっているかよく観ていないと気づかない点であると思う。上からちゃんと俯瞰するの一回切りなので。

 
・細かい話(建造物などの文字、聞き逃した台詞など)

仮設五号機が起動する時の緑色の文字は普通に仮設五号機起動するぜー、みたいなことが英語で書いてあったような気がする。

歩道橋の隣にある看板に「~~電線注意」(~~の部分は失念)と書かれていた、あの近未来都市で電線のシステムの必要性は疑問で、街を機能の一部を担う役割があるのではないだろうか、「仮電線注意」とか「仮空中電線注意」とかそんな具合なことが書かれていたように見えた、歩道橋のシーン以降にも一回出てくる。

MAGIかどうかは分からないが、リツコと加持君が居た部屋はリツコがミサトさんに向かっている方向から右側はR-60、61、62・・・左側はL-60、61、62・・・のような作りになっていた。

一回目で二つ聞き逃した台詞があったのだが
一つはミサトさんが「アスカ、○○○○貸してー」というくだり、答えは洗顔ソープでした。
もう一つは2回目を観ても聞き落としたのだがアスカが浄水施設でレイに向かって「えこひいき、△△△△」というくだり、私には一回目は「カルキ」と聞こえ、二回目には「ケイコウなんたら」と聞こえた、意味不明である。

声優に関しては一度も述べていないが、10年も経っているだけにレイやアスカは声に無理があるようにも感じられる、レイなんかは元々セリフが少ないし、それ以降の林原キャラのイメージもそれなりにあるので聞けば聞くほど変に思えてしまうのかもしれない。アスカの方は特に無理して声を作って出している感がかなり感じられるかなぁ、逆にシンジくんは鬼気迫るセリフも増え演技自体にも好感が持て、カヲル君を始とした男衆は相変わらずで逆に吃驚する、三石さん演じるミサトさんもその類かもしれない。加持君は凄みが増した感じだが、山ちゃんは当時から北辰とかスパイクとかやってたしなぁ。
マリに関してはマーヤで合っていると思う。真綾を声優で使う場合はそのキャラクターだとか演技指導でもう全然違ってしまうなというのは「ラーゼフォン」や「空の境界」他を見聞して経験上持っている感想。
 
 
こんなもんかな、明後日(金曜日)は三回目を観に行きます、取りこぼしは二回目で殆ど回収出来たと思いますが、まだもうちょっと観たいのです。


関連日記:

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 初回鑑賞後

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 3回目鑑賞後

・(※ネタバレ注意)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 4回目鑑賞後

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 5回目鑑賞後

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