敢えて酷評する。C.C.ほっぽり放しは頂けない、結果的にギアス関係の話は唐突な父母消滅、なにこのガンソードの話の所で区切りつけたからもういいの?いやいや両目ギアスになったんだからC.C.も殺せるじゃない、最後ルルーシュが全ての悪意を向けられて死ぬって形にするならC.C.も含めて残された者全てを救済してナンボだと思うんだ、出来るんだからさ。C.C.孕ませて実は子供がってのも有りだったと思う、ルルーシュが死ぬENDは話の流れとしては理解出来るが気に入らないのでそういう視聴者に対する救いも欲しかったなぁ。
今年のアニメ2大ガッカリのもう片方のマクロスFの最後を私はそれなりに良かったと評している。
一応ハッピーエンドだからね、ランカが戦犯であるとかそういう後引きもあるけど、一応は大団円で終わる。私が作品に求めるのはこういった後味の良さであって、悪さじゃない。
言いたいことは他にも色々あるけど、もう完結したんだし長々と書いてもしょうがないので以下箇条書きで幾つか
・R2で最も評価出来る所はジェレミア卿の扱い。
・最終話のナナリーは可愛かった。
・2からの新キャラ勢の扱いは概ね酷い、売り上げ向上の為のキャラ増員は分かるが本編の流れの妨げにも一躍買ってしまったのはジレンマだね。
・ロロとシャーリーは殺さなくてよかったと思う、犠牲を無駄にしない系の話はユフィ一人で十分だし、一期である程度完結してるキャラを呼び戻して殺すってのはねぇ。
・つーかロロはホント能力を使っての戦い以上の活躍をしなかったな。
・アーニャやっつけ過ぎワロタ、ジノなんて特にエピソードも無くてもっと可哀想です><
・ドラマCDも聴いているこっちからしてみればルル、スザ、ナナの関係がサブファクターでしかなかったのはどうかと思う。
・正直ルルとカレン、C.C.がいちゃいちゃしてれば他には何もいらなかった。
・花火・・・リヴァルとかはもっと活躍させてもよかったかもしれない。二期の日常、聖域担当は会長とリヴァルではあるけれど、後半その設定は特に活かされてないしなぁ。
・話を引っ張って置いてあっさり倒すのが今作の特徴。厨過ぎる能力も考えものだね。
・作り込まれた破天荒な展開とその場凌ぎの超展開ってのは全然違う、本作は暴走し過ぎ。構成ってのを自分が気にしすぎなのだろうが・・・そこはまぁ好みだからしゃーない。
・V.V.なんてもう誰も覚えてない。
・シュナイゼルの副官は結局何だったのか。
・変則クール作品は鬼門のジンクスを打ち破ってくれなかったのは残念。つーかこれは限りなくそれが悪い方に働いたと思う。
良くも悪くも振り回してくれた作品であったが、所詮はキャラアニメであって物語自体が心に残ることはないだろう。作品性よりも娯楽性を追求したアニメの典型だと思う。