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(※ネタバレ有り)ヱヴァンゲリヲン新劇場版Q感想とか考察とか
2012/11/18 13:57  トラックバック(1)
刀語感想
2010/12/11 14:24  トラックバック(0)
2010年アニメ1月~4月感想まとめ。
2010/04/20 23:44  トラックバック(0)
雑記20100223+はるうられデータ再うp
2010/02/23 16:34  トラックバック(0)
異世界の聖機師物語感想
2009/12/09 07:32  トラックバック(0)
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2012/11/18 13:57 【アニメ感想
破の時とは製作の懐事情等も違い、破のあたりまでの4部作を3部作に詰めるという状況も変わって元の4部作に戻った。

そのせいか破のように一つの作品に兎に角詰め込むという形ではなく、ひとまずノルマを達成して次に繋げるための作品という形になっている(そういう意味ではQは説明も含めた数エピソード追加の為の若干小ぢんまりとした作品という印象もあった)

そして今回のノルマのメインというのはズバリ「渚カヲル」を始めとしたゼーレのエピソードの補完である。本作でゼーレの物語は完結を見る、それが碇ゲンドウの今回の目論見であり、シリーズを通しての現在の位置となる。
またここで一つ確認しておきたいこととして、エヴァの物語にはループ説がある。
Qでフォースインパクト(補完計画)の話でカヲルくんが言っていたように、~インパクトを起こすことによって世界を創り直す、再生するという仕組みがあの世界にはあり、旧劇場版のラストはそれを成し遂げた一つの結果となっている。本作で海が赤いのは、旧劇のラストから更に世界が創り直された状態であるという説もある(破の最後のシーンでカヲルくんの「さぁ碇シンジくん、約束の時だ。今度こそ君だけは、幸せにしてみせるよ」という台詞もそれを匂わせる)

また、シンジくんの持っているカセットテープについて。表示されている数字が破では25~26(アニメ版のエピソードの数か)を繰り返しており、マリの登場によってカセットテープのループ機能が壊され、止む無く曲は27へと進む。Qでは28に進んでいる。

今まではこれらのループを暗示するような伏線は一部のファンが考察する要素の一つに過ぎなかったが、Qではこれが分かっていないと話の理解が難しいのではないかと思える点がいくつか見られた。現在の位置というのはそのループが繰り返され、旧劇やシンジくんが自分の好きな世界に引きこもったりを何度も繰り返して到達した位置なのではないか、という意味である。

・話
今回は破までと違って旧作との違いを比較するようなシーンが少なく、完全新規の作品となっている。また以上を除いた大抵のことが他のキャラの口から語られる為余り考察する余地がない。故に、基本的には単純に新しい映像を観ての感想を述べることしか出来ない。

話としては14年後のサード・インパクト後の世界でNERVと葛城ミサト率いる対NERV組織「ヴィレ」が人類の存亡を賭けて戦う話で、その渦中には次のインパクトを引き起こす為のトリガーであるシンジをはじめとしたチルドレンたちがいると。シンジは浦島太郎状態で、本作でいうエヴァの呪縛からか他のチルドレンたちは14年の時を経ても年齢による容姿の変化は見受けられない。サード・インパクトの引き金は破の初号機とシンジであり、結果的に綾波一人を救うために世界を滅ぼしたという罪をシンジが背負っている。更なるインパクトを防ぐためにミサトを筆頭にアスカ、マリも含めたエヴァパイロットもシンジに「何もしないように」とその行動を制限しようとするが、それに反発したシンジはNERVに連れてこられ、変わり果てたNERV本部とゲンドウ、綾波(新たな綾波、以降Mk.9と呼ぶ)、渚カヲルと邂逅する。それでまーまた色々起こるのが本作ではあるが、内容の反芻をするのが目的ではないので以下細かいことは省略して気になった点のみ挙げる。

・渚カヲル
アプローチの方法は違えど本編と同様シンジくんととても仲良くなり、今回の話の中心になるキャラである。3人目のヒロインはマリ?いやもっと先に名前を挙げるべきキャラがいるよね、エヴァの正ヒロインはカヲルくんだと豪語する人は少なくなかったであろうし、今回のQでもそのヒロインっぷり(どちらかと言うとシンジくんがヒロインっぽくなるが)、いやヒーローっぷりが忌憚なく発揮されているので更に人気は磐石のものとなるであろう。

・艦隊戦とブンダー
今までのエヴァにはない傾向である。対NERV組織ヴィレは初号機をコアとして飛行戦艦ブンダーを母艦とする。未だに謎の多いこの機体だが、シルエットが新劇場版未登場の第六使徒ガギエルに似ている気がする。その登場回の原画が物理的に消失した為に前回の破ではその出番が削られたという話があったような気がするが、その為にリファインされたのだろうか。艦隊戦自体今までのエヴァにはなく、こんなのはエヴァではないという人の意見もあるだろうと思う。今まではエヴァ対使徒戦、或いは人間同士の戦いで構成されていたのが、急にエヴァ以上の力を持つような艦隊が映画の冒頭で登場する。私はこれをコアが初号機なのだしエヴァの形態の一つとして見るが、その設定やスペックの細かい話は本編中では語られない。その操縦者たちは生き残った人類で更生された寄せ集めの対NERV組織ヴィレの面々であり、その中には鈴原トウジの妹鈴原サクラも出てくる。彼女は本作の序盤かなり全面に出ていたが、果たして大きな魅せ場は今後あるのだろうか。

また、このブンダーの戦闘シーンは最新鋭の技術をこれでもかという位に見せつけるような劇場向けの派手なシーンと言えるだろうが、先にも触れたようにこれがエヴァなのかどうかと聞かれると疑問を抱くシーンでもある。やっていることは艦隊戦、艦隊と使徒との戦いでエヴァ対使徒という従来の形ではなく、何よりそれによって


「エヴァ及びエヴァンゲリオンパイロットでしか倒せない使徒」
という設定を否定するようなものとなっているのは否めない。エヴァパイロットの必要性と使徒の強さを薄めるような効果がこの艦隊戦にはあると思う。


これを受け入れることが出来るかどうかが、新しいヱヴァを受け入れられるかどうかの条件の一つであろう。新しい試みで、確かに見た目には面白かったがマリの登場以上に今までのルールを壊すテコ入れであるので、拒否反応を起こす人も少なくないであろう。

ちなみに私自身は新しいミサトさんが好みなので客観的には以上のように思っても、主観的には受け入れていく立場です。昔も良いし、新しいのも良いという立場になれれば理想的なんじゃないかな。

・ガキシンジについて
これはまたしても庵野総監督の皮肉ではないだろうか・・・14年の時を経たのは登場人物たちだけではなく、我々TVシリーズからの視聴者もそうである。
それらの視聴者をガキシンジに仮託して「いつまで子供なんだ」と煽る一方でミサトさんやアスカのようにこの14年の中で大人になった人もいる、お前らはどちらだと言うようなメッセージがあるように思えた。

・眼帯アスカ
なんか、シンジくんディスってばっかりであんまり美味しいシーン無かったね・・・見た目とか服装は嫌いじゃないけど。今回はカヲルくん回だったし、綾波もマリもそうだけど最後が問題ですな。

・破の予告のシーン
全然無かったよね、変更があったことは聞いていたけれども最後のシリーズに入るシーンもあるのだろうか。


その他本編の内容に対してはまだ未完と言っていいと思うので、とりあえずQの全体としての印象としては今回は余り話は進まず説明回+カヲルくん回消化で、映画自体の満足度は及第点だと思う。新しいミサトさんのデザインやら追加要素とかは新鮮だったしね。なんせ10年じゃきかないくらい経っているんだし、まぁ正直なところ「破」の時点で長い間のファンとしては満足しているところがあって(エヴァや旧劇は物語として一度幕を閉じているんだし、自分の中でも)、今回のQや最後の話が酷い出来でさえなければどんなものが来ても大丈夫というスタンスでもあるから、まったりと新しいヱヴァを今後も楽しんでいきたいなと思っています。

関連日記:

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 初回鑑賞後

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 2回目鑑賞後

・(※ネタバレ有り)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 3回目鑑賞後

・(※ネタバレ注意)新劇場版ヱヴァンゲリヲン第二弾:破 感想と考察 4回目鑑賞後

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2010/12/11 14:24 【アニメ感想



まず作画動画は面白いアニメ。BGMを上手く使った演出も良かった。
一時間という尺の間映像的に飽きさせない回が半数以上あるのは良く出来ていると思う。

キャラデザには癖があり、内容的にも癖がある。

各話の完成度には当たり外れはあるが、
一話完結でこなすので化物語よりは外れ回が痛くないし内容も説教臭くもない。

説教というより説法くさい、説明過多なのは認める。

たしかにアニメという表現媒体において、
キャラクターにただ漠然と説明させるという行為は一般的に下策である。

凝り過ぎた設定や伏線の処理を適宜行い全体の構成からして練るのではなく、
例えば終盤に入って急にラスボスだとかが全部口で説明するなどは良く見られる興の醒める瞬間である。

が、本作は原作が小説であり、説明口調という表現を能動的に取り入れている点を特徴としている。

ここに大きな違いがある。

ただ単に表現が下手で他に打つ手が無く帳尻合わせでしかない手法と、

キャラによる説明という行為を台詞に癖をつけることで魅せる意欲的な手法という違いである。

まず作品が成立する段階で予め全体に組み込まれた表現であるのが後者であり、
まとめ切れず、説明しきれずなし崩し的に緊急的に押し込まれるのが前者である。

勿論それを受けての完成度は変わるのは言うまでもない。

この区別はすべきであると思う。

以下話毎のコメント。
分かりきった話の説明ではなく自分が個人的に感じた感想。


第一話 絶刀・鉋

初回だけあって話的には水準かな。
しかし本編での鉋の特性がイマイチ伝わって来なかったのは欠点だろう。
二話になって鉋って何か能力言ってたっけ・・・
というのが原作未読の自分の印象だった。

真庭蝙蝠は十二棟梁の中では珍しくちゃんと戦う方かな、
設定等をすべて説明する役なので大事だが、
こいつの余りにも長い説明と自分の戦い方のネタバラシに辟易してしまうのは、
悪い意味で初見殺し。


第二話 斬刀・鈍

全話を通してお気に入り回の一つ。

刀語というタイトルの作品の中では珍しくまともな「居合」という戦闘スタイル。

本作ではレアな対剣客という構図が自分的に好みだったこともあるだろうし、
この回は伏線や四季崎記紀ネタがそれ程無く、
純粋に宇練銀閣という対戦相手の描写と、その戦い方、
攻略法に重きが置かれていたのが良かったのではないだろうか。


第三話 千刀・鎩

ワースト候補筆頭。
戦闘シーンが観ていて面白くなかったのが致命的。
基本的にそれが本作における面白さの指標になる気がする。
戦闘が駄目な回は×、良い回は○


第四話 薄刀・針

敢えてこういう内容にしたのは意味があると思う。
逆に映像化してしまうと価値が薄れるとも思う。
鐚への繋ぎ回。話としては一話よりは面白かったかな。


第五話 賊刀・鎧

あんまり好きな回ではない。

とがめとイチャイチャするというのが、本編通して多く尺の割かれているパートではある。
この回は内容も含めて特にそこに焦点が置かれた回だが、
なんとなくパッとしないというか地味っていうかありふれた内容が拭えず、
戦闘の方も「鎧通し」が効かないから力技で・・・うーん面白くなくはないけどもう一捻り欲しかった。


第六話 双刀・鎚

こなゆき無双回。
対戦相手の凍空こなゆきはキャラクターの可愛さと設定の面白さが両立しているキャラクターであり、
扱い的にもかなり優遇されている印象。面白い回だった。

倒し方についても良い発想だが、如何せん話の終盤にくる真庭忍が小物扱いとなっており、
話の面白さのピークが中盤まである為、イマイチ後半が盛り上がらないのは唯一の欠点か。


第七話 悪刀・鐚

おそらくは内容的に本編で最も人気のある回だと思う。
作画や演出の力の入り方も尋常ではなく大変楽しめた。


第八話 微刀・釵

戦闘シーンのカメラワークなどが非常に面白い。
この回はおそらくアニメでこそ映える内容だったのではないだろうか、
文字だけであの日和号の雄姿を描けないだろう。
話も良く出来ていた。


第九話 王刀・鋸

天童=将棋とか安直過ぎるという感想から始まり、
ぶっちゃけ最後のがやりたかっただけだろうという感想に終わった。
個人的には発想と勢いで作られたネタ回だと思っている。

だがよくよく考えると内容的には実のある話をしていた気もする。


第十話 誠刀・銓

この回はとがめがずっと穴を掘り続けるというシュールな回。
七花とがめ両者とも自分自身と向きあうことを求められるかなり真面目な話でもあり、
原作未読者であるならば、おそらくきちんと今までの内容を把握していた人にしか面白くないのであろうが、
私的には話のまとめとして良回だった。

彼我木輪廻というキャラの個性と色彩的な面白さがいい具合だったのも大事な要素。


第十一話 毒刀・鍍

銓は輪廻を通しての自身との対話という形で説明回とは言っても退屈せずに観られる内容だったが、
この回は本当に説明だけで退屈だった、あとはイマイチペンギンの忍法と炎刀の説明が不十分だった。
確かに歴史の改変という本作のテーマをしっかりと把握していれば分からないこともないが、分かりづらい。

こいつらの能力が抽象的過ぎる故に、
八話の日和号に対して逆に小説という媒体での方が良い戦闘だったのではないかな。


第十二話 炎刀・銃

良い最終回だった。
落とし所が新鮮で良かった。

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2010/04/20 23:44 【アニメ感想
前期アニメ感想が書きかけでずっと放置してあったので消化。+今期新番組感想。

~完走或いは追いついている作品~


×『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和+』原作既読
二話に一度の旧作リメイクは全部いらない、必要性を感じない。


◯『れでぃ×ばと!』原作未読
露骨なエロを前面に出した学園ラブコメディ。
基本的にヒロインごとのオムニバス方式で進み、その枠内では非常に安定していたと思う。
それが崩れだしてからの終盤2話は物語の落とし所としては悪くはないかも知れないが、
単純に面白くないし益体がない感じ。1クールアニメではありがちなことではあるが。
あとは何で最後の最後で作画が急に安定しなくなったのかが不思議。


△『おまもりひまり』原作既読
安定したB級アニメだと思っていたら最後2,3話のシリアス回が酷かった。
展開、台詞回しは失笑モノ。クェス和解位でENDの方がいい形になったのでは。

ドタバタラブコメディにシリアスの質を求める方が間違いだという指摘は理解出来るが、
納得はしない。これをネタとして許容し、笑い飛ばせればよかったが、平川大輔のEDとか寒いだけだから。

あとは凛子のメイン回カットのせいか、中途半端な凛子のテコ入れが見受けられたが不自然なだけだったな。
基本的にただでさえヒロインが多いのにサブキャラもレギュラーにするので、
出番の按配に無理が生じた結果が凛子の扱いだったのではないだろうか。『3×3 EYES』(高田裕三)の中盤~終盤みたいな感じ。


×『ひだまりスケッチ×☆☆☆』原作未読
らしくない。これを観てもほのぼのと出来ない。
特に筋などない日常を描く作品は最近では珍しくないが、
これはいわゆるスイーツ(笑)と馬鹿にされる会話のやり取りをアニメにしてるだけじゃ?
また、今回は作画が好みではない回が多く色々と残念なアニメ。なぜウメス出さなくなったし。


◎『はなまる幼稚園』原作既読
終盤2、3話で幼稚園児を蔑ろにしてまで先生達ばかりにフォーカスをあてたのはナシ。
アニメという枠で彼らの関係にひとつの区切りをつけたかったのかもしれないが、
そんなの求めてないから。ひなぎくとか妹とか何回出たよ?

とは言うものの全体を通して見れば作画のクオリティをはじめとして、
アニメとしての出来は今期でもトップレベルの良いアニメでした。


◯『のだめカンタービレ フィナーレ』原作既読
安定、監督変更したのは英断。原作から逸れることなく無難にいい感じのENDでした。
思い返せばキャスティングは本当に良かった。
『君が主で執事が俺で』アニメ版の予告ネタに使われるだけじゃなかったね、関智千秋。


◯聖痕のクェイサー原作既読
ノーカット版しか観ていない。地味に前期で普通に見られるシリアス展開があるのは本作だけだった。

『クイーンズブレイド』の後釜的存在として「授乳シーン」を筆頭に一世を風靡している作品だが、
あちらと違い本編自体が結構見られるのでこっちの方が好みかな。


◯『クロスゲーム』原作既読
青葉の女子日本代表でのオリジナルは良いテコ入れだった。


△『とある科学の超電磁砲』原作未読
やっぱり上条さんがいないと締まらねぇ。
作画やら基本的なクオリティは問題ないのだけれど、相変わらず長編に引っ張る力がない。(禁書の巫女?ゾンビ編みたいな感じ)

孤児院の話とか、御坂たちと無関係のエピソードが本筋に置かれているのはどうなんだろ。
レベルアッパーは事件に巻き込まれる形であったし、筋やら結末には説得力はあったけれど、
それより先の話はそんな勢いだけで首突っ込んでいっちゃっていいんですかと。

御坂にとっての学園都市とか、結局のところもっと主人公ありきのエピソードを掘り下げていくべきだったんじゃないかなぁ。

根本的に男性主人公不在で女の子ばかりの作品が苦手な私には不向きな作品だったんだろう。
でもきっとこれ売り上げ良いんだろうな、今の購買層に求められているのはこういう作品だということはよく分かる。


~それなりに観ていたが完走出来なかったアニメ~


×『キディ・ガーランド』
式典の時にストップ安。


~OVA他~


◯『刀語』原作未読
長い長い話が長い・・・50分という枠に大して漫然と胡座を掻いてるんじゃなくて、
原作を活かすための言わば演出なのだろうけれど、なげぇよ。

1話◯→2話◎→3話◯→4話◯


◯『異世界の聖機師物語』
いつもの梶島ENDだった。
1話がピーク、前半はかなり良かったと思うが、後半はエンディング以外イイトコなし。
話自体は殆ど何も解決してないからおそらく続き前提なのだろうけれど、GXPの小説版みたいなことはもういいよ・・・


◯『東のエデン劇場版ⅠThe King of Eden』
ジュイス萌え映画だった。


~新番組~


◎『WORKING!!』原作未読
いいな、傾向的にA-1尻切れ蜻蛉現象も起こらないだろうし、
キャラ以上に内容が面白い感じの正統派日常コメディに見えた。


◎『おおきく振りかぶって~夏の大会編~』原作既読
結構前期から間が開いていたのに当たり前のように続きから始められてびっくり。
相変わらず面白い作品だと思うが、この頃の三橋ってまだこんなきょどってたんだなーと思う位にはきょどりすぎてたなぁ。


×『RAINBOW-二舎六房の七人-』原作未読
小栗旬が声優やってるとかは全然気にならない。
それ以前の問題として作品の空気が全く自分に合ってないのが問題だった。
ハードボイルドが過ぎている感じで、正直ネタにしか見えない。
この設定で「愛と勇気」とか真面目に観るには厳しいテーマ。


◯『GIANT KILLING』原作既読
思ってたより良かった。
絵柄に癖があるけど時間帯と放送局を鑑みるに普通にサッカー少年達にいい影響与えそうな感じ。


◯『けいおん!!』原作未読
1期より面白いんじゃねこれ。


△『会長はメイドさま』原作未読
最初の女尊男卑的な設定には引いたけれど、そこを何とか乗り切ることが出来れば、
普通のラブコメディとして楽しめる感じの藤村歩アニメでした。

作画は完全に割り切ってアニメしないで紙芝居してる(カメラの引きと寄りが極端で一枚絵止めが多い)
絵柄かわいいしそっちを優先してる感じか。

3話まで観たけど引っ張る力がないので切ります。


△『Angel Beats』
1話からして史上稀に観るようなネタ滑りを成し遂げた本作。

コメディとシリアスのバランスが悪く、一気に大量に出す癖に全然自己紹介が無い登場人物たち。
3話はメンバー以外の登場人物の回想が入り、その後成仏してしまう『ぼくらの…』的展開開始を匂わせる。

狙いすぎたというか、製作者(名指しするとだーまえ)はなんか自己陶酔しちゃってんじゃないのって思わせる程に、
視聴者置いてけぼりの妙ちきりんな展開の数々には閉口するばかりである。

それより何より結構大がかりな設定作る割には説明が少なくて(NPCがどういうルーティーンで動くかとか)粗が酷い。
多分まともに回収することもないんだろうけど、現実と違う世界観を用いる割に誠実じゃないなぁとは思ったな。

ただまぁ今のところはまだ一アニメとしては及第点、絶望的というレベルではない。


×『HEROMAN』
これはスタン・リーが原作の青年や大人ではなく「少年」が主人公のアニメ。
どこまで関わっているのか知らないけれど人間関係の描写もぬるく、描写を深くする気が全く無いように見える。
要は子供向けアニメでしかない。大人が見る前提で作られていないからこんなに内容が薄いんだろう。

現状主人公は葛藤もなくただ苛められていて、ある日突然大きな力を手に入れたという設定しかなく、全然魅力がない。

地球に急に侵略してくるエイリアンをはじめ使い古された設定に何の独創性も盛り込んでおらず、
展開を魅せる努力もしていないしょっぱい代物っていうのが3話観てまでの感想。


×『一騎当千 XTREME XECUTOR』原作既読
見所が特に無い1話だった。パンチに欠ける。毎度のごとく映像特典待ちで。


◎『いちばん後ろの大魔王』原作未読
すごい90年代臭、好きだ。短所に成りえそうなのはテンポが早すぎること位で、個人的には現状今期最高。
今のところ1話◎→2話◎→3話△という感じで来ている。


△『真・恋姫無双~乙女大乱~』原作プレイ済み
いつもの通りだが文句いいつつも観ている。
3話にしてやっと呉軍が出てきたわけだが、結構このエピソードは良かったと思う。
でも主人公を消して百合にするっていう方向性は相変わらず全然受け入れられないな。
エンドカード目当てで見ているとこもある、EDは可愛いと思います。


×『B型H系』原作未読
コンセプトがリアクションに困る。ビッチ(笑)とかスイーツ(笑)とか言いながら楽しむアニメなのだろうが、
正直気持ち悪いだけ。声優陣がまとも過ぎるのがそれに拍車をかけている。


◯『荒川アンダーザブリッジ』原作既読
オサレアニメっぽさがパネェ、結構シャフトのダメなところが出ちゃってる感じだけど、
星とシスターがレギュラーになって出てきてくれれば、
この神谷に頼りすぎちゃっててダメな感じになりそうな傾向から脱してくれるだろうと思う。

1話△→2話△→3話◯


×『三国志演義』
一話で「桃園の誓い」~「黄巾の乱鎮圧」までいくというスピード感。正にアメコミ。
キャラ付けから展開の仕方も大味すぎて、日本人的にはネタアニメとしてしか観られないかな。

もう観ないけど。


×××『迷い猫オーバーラン』原作未読
今期の超絶駄作アニメ候補。
何でこういうコンセプトの作品で1話板垣2話八谷とかを監督に起用しようと思えるんだろうか・・・
作画酷いし(崩れるっつーか絵柄が不安定すぎる)脚本展開残念な出来だし、
これはあれか、素人の制作会社が作りました的な?え、AICだって?いやそんなまさか^^
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2010/02/23 16:34 【アニメ感想
◯『クロノベルト』消化中

まだ最初の話が終わっただけですけど。今のところは普通に面白いぞ。
でも流石に『あやかしびと』をプレイしたのが4年前なので細かいトコは忘れてる感じ。

◯『戦極姫2』プレイ中

基本的に無印をボリュームアップした作品ではあるが、
とりあえず戦国豆知識をコピペしたような水増しテキストは本編の流れを阻害していて×
ネタとか豆知識ってのはあくまでも添えるモノであるという基本が抑えられていない。
勿論それだけではなく追加ヒロインだとか追加キャラも多いし、
HシーンやCGのボリューム自体はかなりのもの(流用は1枚だけかな?)

逆に既存のルートのシナリオは流用が殆どなので、前作品プレイ済みの自分にはそこが結構厳しい。まー気長にプレイ、SLGだしね。

◯今期アニメとか、切ったのは省きます。順番は別に意味ないです。

・機動戦士ガンダムUC(サンライズ)

物凄かった。未だかつてあんなに作画の良いジェガンやギラ・ドーガがいただろうか、
作画動画は全く突っ込むところがない程の素晴らしいクオリティ。
本筋は王道。専門用語の連呼や、旧作の踏襲とはいえ結構急な展開もあるが、
そもそもまだ序盤であるし、そうでなくても許容範囲のレベルだろう。

基本的に映画っぽい作品だと思う。
脚本というよりも展開と演出という映像表現で視聴者を引き込むスタイルというか。
シーンの一つ一つが単独で「魅せる」表現で、展開にメリハリがあって飽きさせない。

あとはあれかな、Wiki見たらその後のネタバレ全開で「げっ」って思ったけど、まー原作有り作品だしその辺はしょーがないかな。
てゆーか次が出るまでのスパンが長い、そもそもアニメでは完結までいかないのかこれ?
もう小説読んじゃった方がいいのかなー。

・はなまる幼稚園(ガイナックス)

安定感のある日常アニメだと思う。
個人的には『ぽてまよ』の上位互換的な存在。

・聖痕のクェイサー、ノーカット版(フッズエンタテインメント)

ネタに惹かれて観てみたら意外と面白かった作品。
位置的には話がまぁまぁ面白い『クイーンズブレイド』みたいな。
あと一度ノーカット版じゃない方を間違えて観たけれど、
何やってるか分からない&表現を修正しすぎて別モノに
という感じで、観るに値しないと思った。

・れでぃ×ばと(XEBEC)

かのこんより全然面白い。キャラアニメですな。
作画良いしヒロイン可愛いし、一話にヒロイン一人ずつという形はキャラアニメとして
非常に丁寧な表現で好感が持てる。


・おまもりひまり(ゼクシズ)

量産型の取るに足らないアニメかと思いきや、
話が割としっかりしていて(キャラアニメの割には、という点もあるが)
普通に一アニメとして面白い。


・ひだまりスケッチ×☆☆☆(シャフト)

3期あんまり面白くない気がする。
モテ話の回とか、『ARIA』のアリシアさん結婚とかああいうので騒ぐ人たちはこういうの怒らないの?とかそっちの方が気になる位、本編はどーでもいいというか何を楽しめばいいのか分からない回が多い。
そもそも日常アニメに意味を求める自体ナンセンスなのかもしれないから、そういう前提で話すなら面白いと感じないと言う他ないかな。
OPは好き。


・クロスゲーム(シナジーSP)

アニメ版オリジナル要素である青葉の女子日本代表周りの話は非常にいいテコ入れだったと思う。その他は原作に忠実で、特に粗などもなく安定している。

・ギャグマンガ日和+(DEEN?)

2話に1話が旧作のリメイク。新作はいつものとおりだが、
リメイクは前ので別に良いじゃんという感想がずっと続いている。



・のだめカンタービレ フィナーレ(J.C.STAFF )

監督が『純情ロマンチカ』シリーズの今千秋に変わり、
今までのシリーズと比べて非常にピンク色な、
特に恋愛の演出が華やかになった印象がある。



以上、OVAは別にして、今期は全体的に見ると傑作はないものの安定した良作の多いクールな気がします。
パスは新しいガンダム、全角カタカナで5文字。

http://www1.axfc.net/uploader/H/so/100545

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

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2009/12/09 07:32 【アニメ感想


1話観た感じのファーストインプレッションは面白くアニメの形に仕上がっているサイバスター(バンプレスト版)

専門用語が飛び交ったり多少思わせ振りな言動が目立つ以外には全般的に高水準なクオリティで今年のアニメとしては圧倒的に良い部類に入ると思う。

ただ本作は明らかに宣伝が足りてないのが惜しい・・・久々の梶原正樹作品、天地無用シリーズではあるが新規ファンが楽しめるような作りであるし、何より本作の一アニメとしてのクオリティが高いので特に90年代のアニメを好んで観ていたユーザーには是非オススメしたい作品である。

物語、設定は異世界に飛ばされた主人公が奮闘するという90年代的な王道な感じで、キャラの立ったヒロインが数多く登場するハーレムモノ。
ただ根本にあるシリアスな設定に温さは見受けられず、少なくとも1話の時点では一ロボットモノとしての面白さなどが確かに感じられた。
魔装機神みたいな機体による戦闘シーンは昨今では珍しいセル画的、動的な動きをするもので
もっさりとした3Dロボットに飽き飽きしていた私にはとても好印象だった。

2話からは1話のシリアスなモノからうってかわって学園での日常生活が中心となり、これが暫くは続く。

魔装機神の戦闘を小出しにしていくつもりはなさそうであるし、今後はOVAというよりは1クール作品として構成を見ていきたいと思う。


正直天地無用シリーズは樹雷の家系図云々の設定とか凝り過ぎちゃってる割に新作出して新情報を小出しにしてい形になっちゃっていて正直もうその辺はどうでもいいや、とは思ってた。

出来自体はイマイチだったけれど「新天地」みたいな仕切り直しをした方が旧作の遺産をずるずると使い倒していく形よりは良いんじゃないかぁとも、この前の「スレイヤーズ」みたいなのは典型例。

で、本作はどちらかというと「フォトン」、「デュアル」系で「プリティサミー」からのスピンオフ「BPS」位違う代物。こういった刷新を行い且つ単独作品で観た場合でも面白い作品というのはここ5、6年位自分が求めていた作品なのかもしれない。

この1話45分で13話とかなり変則な、実質1,5クールのアニメがどのように仕上がるかは天地シリーズファンとしてもアニメファンとしても楽しみなところである。

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以下余談。

前々からちょくちょく書いていたけれど、私は3Dのロボットがサーカスしているのを観ていても全く面白さは感じない。

というのは昔からVFXを駆使していたジャンルというのはアニメではなく映画であって、別分野で上等な物を見慣れているからこそではないだろうか、動画のセンスだとか以上にお金かけたもん勝ちだと思えるってのも然り。

機構に矛盾が無くなったとか、手間が少ないという利点も理解出来るが、視覚的な悦しみを得られないのは致命的で、この傾向が主流である限りは昨今のロボットアニメの大多数を高く評価出来ないのは変わらないと思う。

IGLOOとか凄いけどね、おそらくまだまだ発展途上の手法で魅せ方次第では化けるとも思うけれど、今のところ多くの作品を見る限りは「手抜き」な表現以上には評価出来ないことが多い。

新劇破とかは3Dのデータに2Dの描画乗っけて、みたいな手法(だった筈)で手間がえらくかかるのは観てるだけの側からも分かるけれど、あそこで観たものは確かにアニメだったと思う。本作もそうなのかもしれないが、そういったアニメ独自の観る側に興奮を与える作画というのは非常に大事だと思う。

ロボットアニメに限らず小物の車が3Dで、中の人物たちはスモークで見えないみたいな手法は今では浸透しているし、すべてがすべて3Dだから駄目、なんていう前時代的なことは思っていないけれど、技術の進歩の一方で技能の消失がおこるのを漫然と受け入れる訳にはいかないかな。

勇者シリーズ直撃世代でセル画信者だからこそ余計にそういうの無駄に考えちゃうんでしょうかね。購買層の多くにはそんなこと気にしないでしょうが、商品を作品、品物を芸術品として見た時こういう人によっての拘り、みたいなのが生まれるのではないでしょうか。

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

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